同志社大学 日本語・日本文化教育センタ
Center for Japanese Language and Culture
日本語・日本文化教育センター(以下:日文センター)は、同志社大学に在学するすべての外国人留学生に対する日本語・日本文化教育を担う目的で設置されたセンターです。
日文センターでは、本学の国際主義教育の更なる推進のために、すべての外国人留学生の受入れから、充実した科目の設置・提供による教育支援や生活支援、海外からの短期プログラムの受入れおよび実施等、本学の「海外からの受入れ」に関わるあらゆる業務を担っています。
また、2009年度から日文センターは、渡日にあたり日本語能力が十分でないと配置大学に判断された国費外国人留学生(大使館推薦による大学院レベルの留学生)に、専門教育までの6か月間、日本語予備教育を行なう「指定日本語教育施設」(日本語予備教育機関)として国に認定されています。
同時に、海外日本語・日本研究のスタディー・アブロード・プログラム拠点である、「AKP同志社留学生センター」「テュービンゲン大学同志社日本語センター」「スタンフォード日本センター/スタンフォード技術革新センター」「シェフィールド大学同志社センター」「京都アメリカ大学コンソーシアム」に所属する外国人留学生の受入れや留学生別科の運営も担当しています。
留学生別科について
Intensive Japanese Language Program “Bekka”
『同志社大学 留学生別科』は1999年4月に開設され、同志社大学をはじめとした日本国内の大学・大学院への入学を目指す外国人(私費留学生)に日本語を教授し、日本文化に関する理解を深めてもらうことを目的としています。2007年4月から「日本語・日本文化教育センター」のもとに再編されましたが、留学生別科課程として、従来同様のきめ細かい指導を特徴としています。
修業年限は1年間で、セメスター制を採用していることから、春学期(4月~9月)、秋学期(9月~3月)のいずれの学期からでもプログラムを開始することができます。
センター所長ごあいさつ
日本語・日本文化教育センター所長/留学生別科長 藤本 昌代
『最高の環境で過ごす1年を私たちと共に』
同志社大学は、アメリカのアーモスト大学で学び、日本人として初めて学士号を取得した新島襄によって、1875年に同志社英学校として創設され、日本でもっとも古い歴史と伝統を誇る大学のひとつです。現在、同志社大学は、新島の精神を受け継ぎ、キリスト教主義、自由・自治の精神、および国際主義の3つの柱を大学教育の原点におき、教育・研究を行なっています。
同志社大学日本語・日本文化教育センター/留学生別科は、1999年4月に留学生別科として開設され、高度で充実した日本語教育を実践・展開しています。本学をはじめ、わが国の大学・大学院への入学を目指す外国人および海外交流協定校が本学に派遣する交換留学生などに対し、日本語を教授し、日本文化に関する理解を深めることを目的にしています。年度により異なりますが、約20~30ヶ国、200~250名程の留学生の皆さんが、各自の日本語レベルに応じて集中的に学んでいます。また、AKP同志社留学センター、テュービンゲン大学同志社日本語センターおよびスタンフォード日本センターおよびシェフィールド大学同志社センターの学生の皆さんは、それぞれ独自のプログラムで勉学に励んでいます。
このセンターで日本語・日本文化を学び、日本についての理解を深めて、さらに学部・大学院へ進学することができれば、皆さんの将来に大きな1ページを刻むことになると確信しています。また、日本の伝統と文化の原点ともいえる京都という地において、生活し、学びを深めることは、個人の精神的・人格的成長にも資するものと期待しています。多くの意欲ある留学生の皆さんが本学において学んでいただくことを切に願っています。
カリキュラムの特徴
日本語・日本文化教育センター/留学生別科では、本学で学ぶ留学生のために、数多くの魅力ある科目を設置・提供しています。これらの科目は、日本語科目と日本事情科目、国際事情科目などにより構成されています。これらの科目の履修を通じて、留学生のみなさんが1日も早く同志社大学での生活に慣れ、学習・研究の実をあげることができるように、また日本語・日本文化を深く学び、日本での学習を生きたものにしていただきたいと願っています。
日本語・日本文化教育センター カリキュラム・ポリシー
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留学生の所属により、提供される科目は異なります。詳細は以下をご覧ください。
大学・大学院生
日本政府[文部科学省MEXT]奨学金留学生
交換留学生
留学生別科生
日本語予備教育コース
2009年4月より、同志社大学「日本語・日本文化教育センター/留学生別科」が、『指定日本語教育施設』(日本語予備教育機関)として文部科学省に認定されました。
『指定日本語教育施設』とは、渡日にあたり日本語能力が十分でないと配置大学に判断された国費外国人留学生※に専門教育受講までの6か月間、日本語予備教育を行なう機関です。
(※大使館推薦による大学院レベルの国費外国人留学生をいう)
この『指定日本語教育施設』は、2009年4月現在、国立大学留学生センターと4つの私立大学だけが認定されています。今回の認定によって、本学の「日本語・日本文化教育センター/留学生別科」が提供している日本語教育の内容や質などが十分に評価、証明されたこととなります。
指定日本語教育施設
国立大学留学生センター(54センター)
私立大学(4大学)
【関東】慶応義塾大学・早稲田大学
【中部】南山大学
【関西】同志社大学